(2010/07/31参詣)
遠江国一の宮です。
JR掛川駅から掛川バスに乗り、「八幡宮前」で下車するとすぐです。
小さな太鼓橋を渡り、参道を中へと進みます。
上の参道とは別に、神社の南側から正面に拝殿を眺めながら進んでいく参道もあります。
手水舎を過ぎ、鳥居をくぐると階段があり、階段を登ると拝殿があります。
拝殿とその背後にある本殿です。本殿は、慶長13年(1608)徳川家康による造営だそうです。
反対側から見た拝殿と本殿です。
旧東海道を挟んで神社の反対側にある本宮山に、旧社地が残っているそうなので行ってみました。
山道をしばらく登っていくと、鳥居と小さな祠が見えてきます。
本宮です。大同2年(807)坂上田村麻呂東征の際、桓武天皇の勅命により、ここから現在地(里宮)に遷座されたそうです。
別の角度から見た本宮です。
御祭神は、己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)を主祭神に、誉田別命(ほんだわけのみこと/応神天皇)・息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと/神功皇后)・玉依比売命(たまよりひめのみこと)の四柱の神様がお祀りされています。
己等乃麻知比売命は、忌部氏の祖神である玉主命(たまぬしのみこと)の娘神様であり、中臣氏の祖神である興台産命(こことむすびのみこと)の妃神様で、天児屋根命(あめのこやねのみこと)の母神様だということです。
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