神社・寺・城

2011年1月2日

福山城(ふくやまじょう)

Filed under: — タグ: — ynkgw @ 14:38

(2010/12/25登城)

JR福山駅北口を出ると目の前にあります。

IMG_1195

左手前から月見櫓、鏡櫓、天守閣です。

月見櫓はもと京都伏見城内にあったものを移築したもので、明治初年に取り壊されましたが、昭和41年(1966)に外観復原されました。

鏡櫓も明治6年(1873)の廃城の際に取り壊されましたが、昭和48年(1973)に外観復原されました。

IMG_1185IMG_1186

石垣を右手に歩いていくと登り口があり、本丸の正門、筋鉄御門(すじがねごもん)が見えてきます。国の重要文化財に指定されています。

IMG_1188IMG_1181

筋鉄御門をくぐると、左手に天守閣が見えます。明治の廃城の際には取り壊しを免れましたが、昭和20年(1945)の戦災により焼失しました。

現在の天守閣は、昭和41年(1966)に外観復原されたものですが、史実よりも美観や建築基準法を優先したため、窓の形状や配置など多くの点が異なっているようです。

IMG_1183IMG_1184

天守閣から南側の眺めです。新幹線の高架がすぐそばを通っています。

IMG_1193IMG_1197

本丸南西隅にある伏見櫓です。伏見城にあったものを移築したもので、国の重要文化財に指定されています。

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/fukuyamajyo/

2011年1月1日

石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 10:24

(2010/12/25参詣)

備前国一の宮です。

JR金川駅からタクシーに乗り、約25分で到着します。

IMG_1179IMG_1180

参道入り口の鳥居です。

IMG_1177IMG_1178

拝殿です。背後に本殿があります。

IMG_1174IMG_1153

社殿左手に本宮への参道があり、しばらく進むと入口の鳥居があります。

IMG_1154IMG_1155IMG_1156

鳥居をくぐり、階段を登ると本宮の社が見えてきます。

IMG_1158IMG_1164

本宮背後の岩場は、磐座信仰の遺蹟として禁足地になっています。

御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。

もともとの御神体は本宮背後にある磐座で、素盞嗚尊が八岐大蛇(やまたのおろち)を斬った剣を「布都魂(ふつのみたま)」としてお祀りしたと言われています。

奈良県の石上神宮では、崇神天皇の御代にこの剣を遷し祀られたと伝えられています。

2010年12月31日

誕生寺(たんじょうじ)

Filed under: — タグ: — ynkgw @ 21:56

(2010/12/24参詣)

JR誕生寺駅から徒歩15分で到着します。

IMG_1145

山門です。江戸時代の正徳6年(1716)建造で、国の重要文化財に指定されています。

IMG_1146IMG_1150

御影堂(本堂)です。江戸時代の元禄8年(1695)再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

本堂須弥壇の位置が、浄土宗開祖法然上人誕生の室のあった場所だということです。

IMG_1148

法然上人産湯の井戸です。

http://www.d3.dion.ne.jp/~tanjoji/

2010年12月30日

津山城(つやまじょう)

Filed under: — タグ: — ynkgw @ 22:18

(2010/12/24登城)

JR津山駅から徒歩15分で到着します。

IMG_1143

築城400年記念事業として、平成17年(2005)に備中櫓が復元整備されました。

IMG_1135IMG_1136IMG_1138

備中櫓は本丸御殿と廊下でつながれており、その一部として機能していたため、内部は御殿建築の仕上げとなっています。

このことから藩主やその身近な人のプライベートな生活空間であったと考えられています。

http://www.tsuyama-kanko.jp/tsuyamajou/t/tsu_001.html

2010年12月29日

中山神社(なかやまじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 20:01

(2010/12/24参詣)

美作国一の宮です。

JR津山駅から中鉄北部バス東一宮車庫行に乗り、「一宮小学校前」で下車、徒歩5分で到着します。

IMG_1105

入口の鳥居です。「中山鳥居」と呼ばれ、角貫の両端が柱から出ておらず、笠木と島木に反りをもたせているのが特徴です。

IMG_1106IMG_1107

参道を進むと、神門があります。津山城の二の丸にあった四足門を移築したものです。

IMG_1108IMG_1109

参道をさらに進むと、瑞垣に囲まれた社殿があります。

IMG_1111IMG_1110

拝殿と背後にある本殿です。本殿は室町時代の永禄2年(1559)に尼子晴久により再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

IMG_1112

社殿全景です。単層入母屋造妻入・桧皮葺の本殿に向拝を附し、釣殿を介して入母屋造平入・桧皮葺の拝殿へと連ねた形式が他地方に例のないことから、「中山造」と呼ばれているそうです。

御祭神は、鏡作神(かがみつくりのかみ)を主祭神に、石凝姥神(いしこりどめのかみ)、天糠戸神(あめのぬかどのかみ)を相殿神にお祀りしています。

鏡作神は、八咫鏡(やたのかがみ)を造られた石凝姥神の「御神業を称えた御名」ということなので、技術(金属加工)そのものを神格化したものだと思われます。

天糠戸神は、石凝姥神の御父神です。

2009年11月15日

住吉神社(すみよしじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 01:16

(2009/10/28参詣)

長門国一の宮です。

JR新下関駅から徒歩20分で到着します。

IMG_0354

入口にある大鳥居です。

IMG_0356 IMG_0357 IMG_0358

大鳥居をくぐり参道を進むと、太鼓橋があります。さらに進むと階段があり、上には楼門があります。楼門をくぐると、目の前に拝殿があります。

IMG_0359 IMG_0362

拝殿です。室町時代の天文8年(1539)に毛利元就が寄進したもので、国の重要文化財に指定されています。

IMG_0361 IMG_0363

拝殿の背後にある本殿です。本殿は室町時代の応安3年(1370)大内弘世により再建されたもので、国宝に指定されています。

九間社流れ造りといわれる、五つの社殿を四つの相の間で連結した構造になっています。

御祭神は、本殿向かって左から、

第一殿:住吉大神荒魂(すみよしのおおかみあらみたま)

第二殿:応神天皇(おうじんてんのう)

第三殿:武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)

第四殿:神功皇后(じんぐうこうごう)

第五殿:建御名方命(たけみなかたのみこと)

です。

住吉大神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉国から帰って穢を清められた時に出現された神様です。

神功皇后の三韓征伐の際に再び現れて、「吾和魂(にぎみたま)は玉身(みみ)に服いて寿命を守り、荒魂(あらみたま)は先鋒となりて師船(みいくさのふね)を導かん」との御神託があり、その神助により神功皇后は交戦することなく戦勝した。帰途、「吾荒魂は穴門の山田邑に祀れ」との御神託があったので、その神恩に感謝された神功皇后が、この地に住吉大神の荒魂をお祀りされたのが起源だということです。

http://www.tip.ne.jp/sumiyosi/

2009年11月14日

玉祖神社(たまのおやじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 13:06

(2009/10/26参詣)

周防国一の宮です。

JR防府駅から4キロメートルほどのところにあるのですが、路線バス(防長交通)は1日3~4便しか運行していないので、駅前からレンタサイクルを利用しました。

IMG_0352

参道にある鳥居です。

IMG_0344

入口にある鳥居です。

IMG_0345

鳥居をくぐると、神門があります。

IMG_0346

神門をくぐると、拝殿が見えてきます。

IMG_0350

拝殿の背後に本殿があります。

御祭神は、玉祖命(たまのおやのみこと)とほか一座(不詳)の二柱です。

玉祖命は天岩戸隠れの際に三種の神器の一つである八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を造り、天孫降臨の際には五伴緒神(いつとものおのかみ)として天降りされた神様です。

中国地方を治められ、この地で亡くなったと伝えられており、その威霊をお祀りしたのが創祀だということです。

2009年11月13日

嚴島神社(いつくしまじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 19:16

(2009/10/26参詣)

安芸国一の宮です。

JR宮島口駅/広島電鉄広電宮島口駅から宮島口桟橋へ向かい、フェリーで宮島桟橋へ、そこから徒歩10分で到着します。

IMG_0314

フェリーから見た大鳥居です。

IMG_0316

参道にある鳥居です。

IMG_0318

海上に建つ神社なので、各建物が廻廊によってつながっています。

IMG_0319

東廻廊の背後に本殿と拝殿の屋根が見えています。

IMG_0324

拝殿の手前にある祓殿と高舞台です。

IMG_0326

神社から見た大鳥居です。現在の大鳥居は平安時代から8代目にあたり、明治8年(1875)に再建されたものです。国の重要文化財に指定されています。

IMG_0336

引き潮だったので下に降りることができました。

本殿・幣殿・拝殿・祓殿・東西廻廊・平舞台・高舞台等の社殿群は、災害により何度か立て替えられていますが、平清盛が造営した当初(平安時代末期)の建築様式を忠実に伝えているということで、国宝に指定されています。

IMG_0339

西松原から見た神社全景です。すべての建物が、国宝または重要文化財に指定されています。

御祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三柱です。

天照大神(あまてらすのおおかみ)の娘で宗像三女神(むなかたさんじょじん)と呼ばれています。

2009年11月12日

広島城(ひろしまじょう)

Filed under: — タグ: — ynkgw @ 23:15

(2009/10/26登城)

JR広島駅から広島電鉄本線に乗り、紙屋町東電停下車徒歩5分で到着します。

IMG_0312

電停を降りて城のほうへ歩いていくと、二の丸の太鼓櫓が見えてきます。

IMG_0311

内堀沿いに左手に進むと、平櫓があります。太鼓櫓と平櫓を結ぶ長い建物は、多聞櫓です。

IMG_0310

平櫓の左側に御門橋がかかっており、その先に表御門があります。これら二の丸の建物は、平成6年(1994)に木造で復元されました。

IMG_0299 IMG_0300 IMG_0301

IMG_0303 IMG_0305

二の丸から本丸へは入らずに、内堀沿いに歩いてみました。

IMG_0306 IMG_0307

内堀沿いにさらに進んで、東側の裏御門前の土橋から本丸に入り、天守閣へ向かいます。

IMG_0309

天守閣の入口です。昭和33年(1958)に鉄骨鉄筋コンクリート造で外観復元されたものです。

IMG_0295

夜間はライトアップされていました。

http://www.rijo-castle.jp/

2009年11月11日

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 17:44

(2009/10/25参詣)

備後国一の宮です。

JR上戸手駅から徒歩3分で到着します。

IMG_0288 IMG_0287

入口にある鳥居です。

IMG_0286

鳥居をくぐると、随神門が見えてきます。

IMG_0285

随神門をくぐり参道を進むと、神楽殿が見えてきます。

IMG_0284

神楽殿です。背後に拝殿が見えています。

IMG_0282

拝殿です。背後に幣殿・本殿が連なっています。

IMG_0281 IMG_0283

本殿です。備後国一の宮・吉備津神社と同じく、福山城主水野勝成により再建されたと伝えられているそうです。

御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)と妃神・稲田比売命(いなだひめのみこと)、御子神・八王子(はちおうじ)です。

http://www.fuchu.or.jp/~eguma/

Older Posts »

WordPress.com Blog.