(2010/12/25登城)
JR福山駅北口を出ると目の前にあります。
左手前から月見櫓、鏡櫓、天守閣です。
月見櫓はもと京都伏見城内にあったものを移築したもので、明治初年に取り壊されましたが、昭和41年(1966)に外観復原されました。
鏡櫓も明治6年(1873)の廃城の際に取り壊されましたが、昭和48年(1973)に外観復原されました。
石垣を右手に歩いていくと登り口があり、本丸の正門、筋鉄御門(すじがねごもん)が見えてきます。国の重要文化財に指定されています。
筋鉄御門をくぐると、左手に天守閣が見えます。明治の廃城の際には取り壊しを免れましたが、昭和20年(1945)の戦災により焼失しました。
現在の天守閣は、昭和41年(1966)に外観復原されたものですが、史実よりも美観や建築基準法を優先したため、窓の形状や配置など多くの点が異なっているようです。
天守閣から南側の眺めです。新幹線の高架がすぐそばを通っています。
本丸南西隅にある伏見櫓です。伏見城にあったものを移築したもので、国の重要文化財に指定されています。