(2010/11/19参詣)
知知夫国(ちちぶのくに)一の宮です。
秩父鉄道秩父駅から徒歩5分、西武鉄道秩父線西武秩父駅からは徒歩10分で到着します。
南門にある一の鳥居です。
鳥居をくぐると神門があります。
神門から中へ進んでいくと、拝殿です。
現在の社殿は、天正20年(1592)に徳川家康が寄進されたもので、権現造りとなっています。
横から見た拝殿と本殿です。
御祭神は、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)・知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)の四柱です。
崇神天皇の御代に、知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の十世の子孫である知知夫彦命が、祖神をお祀りしたことに始まるそうです。
天之御中主神は、鎌倉時代に合祀されていた妙見菩薩が明治時代の神仏分離により名を改められたものということです。
秩父宮雍仁親王は昭和天皇の弟宮で、昭和28年(1953)に合祀されました。
知々夫国は大化の改新以降に无邪志国(むさしのくに)と統合され、武蔵国となったそうです。