2009年3月29日
2009年3月28日
2009年3月27日
2009年3月26日
玉城城(タマグスクグスク)
(2009/03/22登城)
玉城城は琉球創世神アマミキヨが築いた琉球七御嶽のひとつで琉球最古のグスクといわれているので、「城」という軍事的な要素よりも「御嶽」という宗教的な要素のほうが大きいグスクのようです。
入口にある石碑です。
かなり急な石段を登っていきます。
琉球石灰岩をくりぬいて造られた城門が見えてきます。
内側から見た城門です。眼下には琉球ゴルフ倶楽部のコースが広がっています。
この城門は「ニライカナイ(琉球で伝承される海のはるか彼方の理想郷)」に通じると伝えられているそうです。
「アマミキヨ」「ニライカナイ」と来れば、久高島が見えるのではないかと注意してみると、楕円形の穴から右側に飛び出した部分でかろうじて見えました。
この穴の形はこのためだったのではないかと思いました。
2009年3月25日
糸数城(イトカズグスク)
(2009/03/22登城)
糸数城は標高180メートルの台地上に築かれた、本島南部最大のグスクだということです。
車道から入ってきて最初に左手に見えてくるのが「北のアザナ」です。
「アザナ」とは、城の要所に城壁から突出するように配置され、前方と左右から接近する敵を防ぐためと、見張り台を兼ねているそうです。
城内に入って右手にある「西のアザナ」です。
城内にある石碑です。
「北のアザナ」を内側から見たところです。
反対方向には城門があります。
内側から見た城門です。こちらが本来の「正門」ということです。
城門の外に出てきました。
城壁の様子です。現在保存修理事業の実施中ということで、解体修理も行われたようです。
「南の虎口跡」です。「アザナ」との違いは不明ですが、石垣が二段構えになっています。
「南のアザナ」です。解体修理によって切石積みの石垣がきれいに復元されています。
城内には糸数按司(城主)のお墓も残っています。
かなり規模の大きな、見ごたえのあるグスクなので、平成30年度の保存修理事業完了後にどのような姿になっているのか楽しみです。
2009年3月24日
2009年3月23日
2009年3月22日
具志川城(グシカワグスク)
(2009/03/20登城)
具志川城は沖縄本島最南端、喜屋武岬近くの海に突き出た断崖の上にあります。
入口にある石碑です。
断崖の付け根にある城門です。ここから海に向かって二の丸、本丸があります。
城壁です。現在、保存修理事業を実施中とのことです。
本丸からの眺めです。左が喜屋武岬方面です。
二の丸には「スーフチミー(潮吹き穴)」と呼ばれる穴があり海に通じています。風の強い日には海水を吹き上げるそうです。
スーフチミーの中を見てみようと崖を降りてみました。
自然洞になっていて中はかなり広いようなのですが、ここは旧日本軍の陣地跡らしいので恐ろしくて中には入れませんでした。
沖縄にたくさんある「ガマ」のようなものではないでしょうか。