神社・寺・城

2009年8月31日

香取神宮(かとりじんぐう)

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(2009/08/27参詣)

下総国一の宮です。

JR香取駅から徒歩約30分かかります。

東京方面からは高速バスを利用したほうがよさそうです。

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参道入口にある二の鳥居です。

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参道を進むと途中で脇道があります。脇道へ入っていくと要石があります。

香取・鹿島の二柱の大神が、この地方に頻発していた地震を鎮めるために地中深く石棒をさし込み、鯰魚(なまず)の頭と尾を押さえたものだということです。

香取神宮の要石は鯰魚の尾を押さえており、地上部分は凸形になっています。鹿島神宮の要石は鯰魚の頭を押さえており、地上部分は凹形になっているそうです。

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再び参道に戻り、しばらく進むと三の鳥居があります。奥に総門が見えています。

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総門です。

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総門を過ぎると右手に丹塗り仕上げの楼門が見えてきます。

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楼門は江戸時代の元禄13年(1700)徳川幕府によって造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。

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楼門をくぐると拝殿が見えてきます。楼門とは一変して、社殿は黒漆塗り仕上げです。赤から黒への色の変化が非常に印象的です。

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拝殿背後にある本殿です。楼門と同様、江戸時代の元禄13年(1700)徳川幕府によって造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。

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桃山時代の様式を受け継いでいるということで、美しい装飾が施されています。

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楼門から出て旧参道を歩いていくと、左手に奥宮(おくのみや)があります。

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本殿に御祭神・経津主大神の和御魂(にぎみたま)をお祀りするのに対し、奥宮には荒御魂(あらみたま)をお祀りしています。

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奥宮から利根川方面へ歩くこと約30分、河川敷に津宮浜鳥居(つのみやはまとりい)が立っています。

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利根川のほうから見た鳥居です。御祭神・経津主大神は、海路ここから上陸されたと伝えられています。

御祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で、またの御名を伊波比主命(いはひぬしのみこと)といいます。

天照大神の命を受けた経津主大神は、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)と共に出雲へ天降り、大国主神(おおくにぬしのかみ)と国譲りの交渉をして、葦原中国を平定しました。

http://www.katori-jingu.or.jp/

2009年8月30日

玉前神社(たまさきじんじゃ)

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(2009/08/26参詣)

上総国一の宮です。

JR上総一ノ宮駅から徒歩約7分で到着します。

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一の鳥居です。奥に二の鳥居が見えています。

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二の鳥居です。

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三の鳥居です。奥に拝殿が見えています。

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拝殿です。修理中のため柱だけになっており、後ろが透けて見えます。

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社殿は、本殿・幣殿・拝殿が結合した権現造になっています。江戸時代の貞享4年(1687)造営で、黒漆塗り仕上げになっています。

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本殿です。黒漆がだいぶはがれています。

御祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。玉依姫命は海神(わたつみ)の娘であり、神武天皇の母神です。

http://www.tamasaki.org/

2009年8月29日

洲崎神社(すのさきじんじゃ)

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(2009/08/26参詣)

安房国一の宮です。

JR館山駅からJRバスに乗り、「洲の崎神社前」下車徒歩約1分で到着します。

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入口です。御手洗山の中腹にあるので、鳥居の上に拝殿の屋根が見えています。

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大鳥居の前には「久那戸大神」の御札が下がった注連柱があります。

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大鳥居の先にある随身門をくぐると、かなり急勾配の階段が待ち構えています。

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階段を登りきると拝殿が出迎えてくれます。

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拝殿の背後にある丹塗り仕上げの本殿です。

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後ろを振り返ると相模灘が見渡せます。

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入口のところまで戻り、海のほうへ進んでいくと浜鳥居が見えてきます。天候によっては正面に富士山が見えるようです。

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振り返って海側から見た浜鳥居です。

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さらに海のほうへ進んでいくと、御神石があります。

石碑によると、「役行者が飛来し、海上安全のために、一つを洲崎の地に、一つを現在の横須賀市吉井の地に置いていった」、「竜宮より一対の大きな石が洲崎明神に献上されたが、ある時、その一つが天太玉命(安房神社の御祭神)御霊代として東国鎮護のために吉井の地に飛んでいった」という二つの伝説が残されており、吉井の地にある御神石は同所鎮座の安房口神社の御神体としてお祀りされ、両御神石は互いに向かい合って置かれていて「阿吽の石(あうんのいし)」と呼ばれているとのことです。

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海岸から目と鼻の先に置かれています。

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この日は伊豆大島がよく見えました。

御祭神は、天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)です。安房神社の御祭神である天太玉命(あめのふとだまのみこと)の妃神です。

安房国に上陸された天富命(あめのとみのみこと)が、御祖母神である天比理乃咩命の奉持された御神鏡を神霊として、美多良洲山(御手洗山)にお祀りしたのが洲崎神社の始まりだそうです。

宮司さんが常駐されていないほど小さな神社ですが、諏訪大社上社前宮以来久々に素敵な神社に出会えました。

機会があれば、横須賀の安房口神社も訪れたいと思います。

2009年8月28日

安房神社(あわじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 17:19

(2009/08/26参詣)

安房国一の宮です。

JR館山駅からJRバスに乗り、「安房神社前」下車徒歩約5分で到着します。

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一の鳥居です。白く塗られているのが特徴的です。

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参道を進むと二の鳥居が見えてきます。

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上の宮(本宮)の拝殿です。背後に本殿があります。

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下の宮(摂社)の鳥居と拝殿です。

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拝殿の奥に本殿があります。

御祭神は、

上の宮が、天太玉命(あめのふとだまのみこと)と天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと・天太玉命の妃神)、

下の宮が、天富命(あめのとみのみこと・天太玉命の孫神)と天忍日命(あめのおしひのみこと・天太玉命の兄弟神)

です。

神武天皇の命を受けた天富命は、肥沃な土地を求めて阿波国に上陸し、開拓を進められました。その後、更に肥沃な土地を求めて海路黒潮に乗り、安房国に上陸されたそうです。

その上陸地に御先祖にあたる天太玉命と天比理刀咩命をお祀りしたのが安房神社の起源だということです。

天太玉命は、天照大御神が天の岩屋にお籠もりになった際にご活躍された神様です。

時代が下って現在の場所に遷座される際に、天富命と天忍日命をお祀りする下の宮が併せて造営されたそうです。

http://www1.ocn.ne.jp/~awajinja/

2009年8月27日

本行寺(ほんぎょうじ)

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(2009/08/25参詣)

東急池上線池上駅から徒歩約15分、池上本門寺に隣接したところにあります。

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赤門(山門)です。

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本堂です。昭和56年(1981)改築されたものです。

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ご臨終の間です。鎌倉時代の弘安5年(1282)に日蓮聖人が入滅されたお部屋の跡に建てられたお堂だということです。

http://www.hongyozi.or.jp/

2009年8月26日

池上本門寺(いけがみほんもんじ)

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(2009/08/25参詣)

東急池上線池上駅から徒歩約10分で到着します。

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総門です。江戸時代の元禄年間に建立されたと伝えられています。

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此経難持坂(しきょうなんじざか)という石段です。江戸時代の慶長11年(1606)に加藤清正が築造寄進したものだそうです。

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仁王門(三門)です。昭和52年(1977)に再建されたものです。

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大堂(祖師堂)です。昭和39年(1964)に再建されたものです。

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五重塔です。江戸時代の慶長13年(1608)に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。

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御廟所です。昭和54年(1979)再建されたもので、中央の廟堂には宗祖日蓮聖人の御灰骨を奉安する墓塔が安置されており、左の廟堂には第2世日朗聖人の墓塔が、右の廟堂には第3世日輪聖人の墓塔が安置されています。

http://honmonji.jp/

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