神社・寺・城

2009年5月8日

大神神社(おおみわじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 22:52

(2009/05/03参詣)

大和国一の宮です。

JR三輪駅から徒歩約5分で到着します。

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三輪山と大鳥居です。大神神社には本殿がなく、三輪山を神体山としてお祀りしています。

大鳥居は高さ32.2メートル、柱間23メートルの大きさで、耐候性鋼板で造られており耐久年数は1300年だそうです。三輪駅からだと神社とは反対方向に10分程度歩くと見えてきます。

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二の鳥居です。一の鳥居は大鳥居から続く車道沿いにはなかったらしく、見逃してしまいました。

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参道を150メートルほど進むと石段があり、そこを登ると拝殿が見えてきます。

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この拝殿は江戸時代の寛文4年(1664)に徳川4代将軍家綱によって造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。

御祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)です。

大己貴神(おおなむちのかみ)が自らの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)、すなわち和魂(にぎみたま)を大物主大神として三輪山にお鎮めになったということです。

和魂とは神の優しく平和的な側面で、雨や太陽の恵みなどの神の御加護の表れだそうです。

http://www.oomiwa.or.jp/

2009年5月7日

石上神宮(いそのかみじんぐう)

Filed under: 神社 — タグ: — ynkgw @ 18:07

(2009/05/03参詣)

JR天理駅・近鉄天理線天理駅から徒歩約30分かかります。

路線バスは1日5~6便しか運行されていないのであきらめました。

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参道入口です。

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参道の鳥居です。

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参道の先に廻廊と楼門が見えます。

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楼門です。鎌倉時代末期の文保2年(1318)建立で国の重要文化財に指定されています。

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楼門の中へ進むと正面に拝殿が見えてきます。

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拝殿です。平安時代後期の永保元年(1081)に、白河天皇が宮中の神嘉殿を寄進されたものと伝えられており、現存する拝殿としては最古のものだそうです。国宝に指定されています。

御祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)、布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)の三柱です。

布都御魂とは武甕槌命と経津主命が葦原中国平定の際に帯びていた「平国之剣(くにむけしつるぎ)」で、神武天皇が東征されるときに再び現れて国土平定を成功に導いた剣のことだそうです。

布留御魂とは神武東征に先立って、饒速日命(にぎはやひのみこと)が畿内に降臨する際に天神御祖(あまつかみみおや)から授けられた天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)のことで、神武天皇が東征されたときには饒速日命の子の宇摩志麻治命(うましまじのみこと)が天皇にたてまつったそうです。

ちなみに再び出現した平国之剣を神武天皇にたてまつった高倉下命(たかくらじのみこと)も饒速日命の子だということです。

布都斯魂とは素盞鳴尊が八岐大蛇を退治された天十握剣(あめのとつかのつるぎ)のことだそうです。

2009年5月6日

枚岡神社(ひらおかじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 17:57

(2009/05/03参詣)

河内国一の宮です。

近鉄奈良線枚岡駅からすぐのところにあります。

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駅前から注連柱のある階段を登ると到着します。

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参道にある鳥居です。

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参道を進んでいくと逆鉾と注連柱が見えてきます。

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階段を登りきると目の前に拝殿が迫ってきて少し驚きます。

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拝殿の背後にある中門です。この先に本殿があります。

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春日造の本殿が四社並んでいます。

御祭神は、第一殿が天児屋根命(あめのこやねのみこと)、第二殿が比賣御神(ひめみかみ)、第三殿が齋主命(いわいぬしのみこと)、第四殿が武甕槌命(たけみかづちのみこと)となっています。

天児屋根命は中臣・藤原氏の祖神であり、比賣御神は天児屋根命の妃神だということです。

齋主命は経津主命(ふつぬしのみこと)という名前のほうが知られているかもしれません。

2009年5月5日

坐摩神社(いかすりじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 01:09

(2009/05/03参詣)

摂津国一の宮です。

大阪市営地下鉄御堂筋線本町駅から徒歩3分のビジネス街の中にあります。

大通りに面しているわけではないので、騒がしくはありません。

正式名は「いかすりじんじゃ」ですが、通称「ざまじんじゃ」と呼ばれているようです。

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大きな鳥居の左右に小さな鳥居が合体した「三鳥居」という珍しいものだそうです。

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拝殿です。後ろに本殿が続いています。

御祭神は、生井神(いくいのかみ)、福井神(さくいのかみ)、綱長井神(つながいのかみ)、波比祇神(はひきのかみ)、阿須波神(あすはのかみ)の五柱で、総称して坐摩大神(いかすりのおおかみ)というそうです。

生井(いきいきした井)、福井(栄える井)、綱長井(生命の長い井)の三柱は井の神、波比祇(境界)、阿須波(基盤)の二柱は屋敷神で、もともとは大宮(皇居)の守護神だということです。

http://www.ikasuri.or.jp/

2009年5月4日

住吉大社(すみよしたいしゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 23:40

(2009/05/02参詣)

摂津国一の宮です。

南海本線住吉大社駅から徒歩で3分もかからないうちに到着します。

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手前の軌道は阪堺電軌阪堺線のものです。右手に住吉鳥居前という停留場があり、住吉大社に最も近いです。

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参道の鳥居です。

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「反橋」というかなり急勾配な太鼓橋です。

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幸寿門の前に立つ「角鳥居」です。柱が四角の珍しい鳥居で「住吉鳥居」とも呼ばれているそうです。

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幸寿門を過ぎると第三本宮が見えてきます。

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第三本宮の拝殿とその背後に続く本殿です。本殿は「住吉造」と呼ばれる最古の神社建築様式の一つだそうです。

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第四本宮です。第三本宮と造りは同じのようです。

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手前の第三本宮と奥の第四本宮は横に並んでいますが、第三本宮から縦に一直線に第二本宮、第一本宮が並んでいます。

第一、第二本宮は式年遷宮の修復工事のため、見ることができませんでした。

これら四棟の本殿は江戸時代の文化七年(1810)の造営で国宝に指定されています。

御祭神は、底筒男命(そこつつのをのみこと)、中筒男命(なかつつのをのみこと)、表筒男命(うわつつのをのみこと)の住吉大神と、神功皇后(じんぐうこうごう)で、それぞれ第一、第二、第三、第四本宮にお祀りされています。

2011年に第49回式年遷宮並びに御鎮座1800年記念大祭が行われるようなので、そのころにまた訪れたいです。

http://www.sumiyoshitaisha.net/

2009年5月3日

大鳥神社(おおとりじんじゃ)

Filed under: 一の宮 — タグ: — ynkgw @ 18:16

(2009/05/02参詣)

和泉国一の宮です。

JR鳳駅から歩いて約10分、熊野街道沿いにあります。

平清盛、重盛親子も熊野参詣の途中に立ち寄ったそうです。

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参道にある鳥居です。

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拝殿前にある鳥居です。

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拝殿です。拝殿の背後に本殿があります。

正式名は大鳥神社ですが、一般的には大鳥大社として知られているようです。

御祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)、大鳥連祖神(おおとりのむらじのみおやのかみ)の二柱です。

日本武尊が東国平定の帰途に病で亡くなられた後、白鳥となって最後に留まられた地ということでお祀りされているそうです。

大鳥連は大中臣と祖先が同じということなので、御祖神は天児屋根命ということになるようです。

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