(2009/05/03参詣)
JR天理駅・近鉄天理線天理駅から徒歩約30分かかります。
路線バスは1日5~6便しか運行されていないのであきらめました。
参道入口です。
参道の鳥居です。
参道の先に廻廊と楼門が見えます。
楼門です。鎌倉時代末期の文保2年(1318)建立で国の重要文化財に指定されています。
楼門の中へ進むと正面に拝殿が見えてきます。
拝殿です。平安時代後期の永保元年(1081)に、白河天皇が宮中の神嘉殿を寄進されたものと伝えられており、現存する拝殿としては最古のものだそうです。国宝に指定されています。
御祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)、布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)の三柱です。
布都御魂とは武甕槌命と経津主命が葦原中国平定の際に帯びていた「平国之剣(くにむけしつるぎ)」で、神武天皇が東征されるときに再び現れて国土平定を成功に導いた剣のことだそうです。
布留御魂とは神武東征に先立って、饒速日命(にぎはやひのみこと)が畿内に降臨する際に天神御祖(あまつかみみおや)から授けられた天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)のことで、神武天皇が東征されたときには饒速日命の子の宇摩志麻治命(うましまじのみこと)が天皇にたてまつったそうです。
ちなみに再び出現した平国之剣を神武天皇にたてまつった高倉下命(たかくらじのみこと)も饒速日命の子だということです。
布都斯魂とは素盞鳴尊が八岐大蛇を退治された天十握剣(あめのとつかのつるぎ)のことだそうです。
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